自分は漫画家になりたいのに学校の勉強なんかしてていいのかな……漫画家を目指している人はこんな気持ちを抱えているかもしれませんね。
実は漫画家の多くが「今考えると学校の勉強をしておいてよかった」と言っているようなんです。
なぜプロの漫画家たちは学校の勉強をしておいてよかったと思えるのでしょうか？
漫画創作と学校の勉強の関係を徹底解明します。
漫画家に学校の勉強は必要なのか
学校の勉強は頭の良いキャラ作りに役立つ！
漫画家は様々な個性を持ったキャラクターを生み出さなければいけません。その中には学校の勉強が得意なキャラクターもいるはず。
学校の勉強が得意ということを読者に伝えるためには、まず学校の勉強の内容を漫画家自身が理解しておく必要がありますよね。
学校の勉強を漫画家がしておくと、学校ではどのような授業をするのかなどがリアルに描けて秀才キャラをイキイキと登場させられるでしょう。
物語作りのとっかかりになることが多い
学校の勉強は様々な分野の知識を学ぶので、そのたくさんの知識の中から物語のとっかかりとなるアイディアを見つけることも多いようです。
現在売れている漫画作品の中にも歴史をもとにしたものがあったり、ミステリーであれば科学実験を応用したトリックを利用したものがあったり。
学校の勉強で習うことを思い出してみると漫画創作に役立つアイディアが溢れているのです。
日本語を学べる素晴らしいチャンス！
漫画家は想像力・画力・物語の構成力を駆使して作品作りをしますが、読者を引き付けるために必要なことがもうひとつ。
それは「国語力」。
国語力が無いと読者に向けてわかりやすい文章を書くことができません。また同じ言葉でも漢字で書くかひらがなで書くかでも印象が変わります。
学校の勉強は国語として日本語の基礎を教えてもらえるので、これは素晴らしいチャンスと言えるでしょう。
まとめ
漫画家になるためには学校の勉強は必要無いんじゃないだろうか。本気で漫画家を目指していればいるほど、学校の勉強に時間をとられることに焦りを感じるかもしれません。
しかし学校の勉強をしっかり学んでおくとキャラクター作り・面白いアイディア探し・国語力のレベルアップに繋がります。
プロの漫画家たちはアイディアに煮詰まったときなどに、学生時代に習った学校の勉強の記憶を掘り起こして創作に結びつけているのかもしれませんね。
漫画家デビューするだけはなく、売れっ子として活躍するためには学校の勉強は欠かせないもののようです。